統計調査

女性乗務員調査(平成18年3月末現在)

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2008.07.29

女 性 乗 務 員 8,146人  46人減
平成18年3月末現在 (社)全国乗用自動車連合会調べ


  
 全乗連では、会員事業者の女性乗務員について、平成3年から毎年3月末現在の採用状況をとりまとめているが、平成18年3月末現在の状況は、以下のとおりである。
 なお、回答事業者数は6,212社(有効回答率94%)であった。

○ 平成18年3月末現在の女性乗務員数は、全国合計で8,146人となり、前年同期に比べて46人の減となった。
  女性乗務員数は、平成12年まで増加傾向で推移し、以降、微増、微減を繰り返していたが、平成18年は平成17年に引き続き2年連続して減少した。運転者総数に占める女性乗務員の構成比は、2.4%である。
  女性乗務員を採用する事業者数は、前年の2,701社から2,687社と14社減少した。全事業者中女性乗務員を採用する事業者の割合は、43.3%である。

○ 都道府県別にみた女性乗務員の状況は表1のとおりであるが、前年に比較して23の道府県で減少し、同数の都県で増加した。10人以上の増加がみられたのは、福岡(35人)、神奈川(34人)、新潟(34人)、山口(34人)、宮城(20人)、福島(13人)、富山(13人)、宮崎(11人)、千葉(10人)の9県、また、10人以上減少したのは、青森(68人)、北海道(44人)、愛知(41人)、埼玉(40人)、兵庫(21人)、岡山(17人)、愛媛(11人)、大分(11人)の8道県であった。
 
なお、女性乗務員が200人以上の都道府県は、東京(979人)、北海道(743人)、神奈川(686人)、福岡(523人)、埼玉(357人)、愛知(314人)、新潟(280人)、千葉(279人)、静岡(258人)、広島(257人)の14都道県であった。
     
○ 女性乗務員を採用する事業者は全国で2,687社であるが、採用事業者が100社以上の都道府県は、東京(186社)、北海道(179社)、福岡(144社)、神奈川(118社)、千葉(115社)、埼玉(111社)、広島(107社)、の7都道県であった。

○ 運転者総数に占める女性乗務員の構成比は、全国平均で2.4%であるが、都道府県別に構成比の高い順にみると富山(9.5%)、新潟(5.9%)、山口(5.8%)、山形(5.7%)、島根(5.4%)、長野(4.9%)、愛媛(4.8%)、宮崎(4.3%)、佐賀(4.0%)のとおりである。

○ 女性乗務員を採用する事業者の全事業者に占める割合は、全国平均で43.3%であるが、都道府県別に構成比の高い順にみると宮崎(67.4%)富山(66.1%)、新潟(64.1%)、神奈川(63.1%)、東京(58.9%)、長野(56.7%)、大分(53.9%)、山口(53.2%)、埼玉(52.9%)、愛媛(52.6%)、静岡(50.8%)、岐阜(50.8%)、北海道(50.1%)、京都(50.0%)のとおりである。